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これまで、運動というと筋肉の特性に関する研究が中心でしたが、よりダイナミックな身体運動では、筋の何十倍ものスピードを生み出すことが可能な腱の貢献が重要とされています。パワー発揮や運動効率、衝撃ダメージや外乱から組織を保護する機能や、身体の安定性の制御など腱の多様な機能特性の解明が求められています。身体運動を、筋と腱の両面から特性を捉え、多様な身体運動を可能にできるヒトの筋腱の働きとその神経系の調節機序について明らかにすることを目指しています。

素早い全身反応は、競技スポーツに限らず、高齢者の転倒予防や反応遅延による事故予防など、身体運動や日常生活の様々な場面で重要な役割を果たします。予測や反応のトレーニングについては明らかにされていないことが多く、そのメカニクスの解明が求められています。身体を動かす一連の反応プロセスのうち、脳内のメカニクス、脳から脊髄を経由して筋肉へ伝えるメカニクス、筋肉が収縮して力や動作を生み出すメカニクスと、各階層での反応メカニクスを解明し、それらのトレーニングについて検討しています。

トップアスリートのさらなる競技力向上を図る研究活動の推進は、スポーツ立国戦略として掲げられています。トップアスリートの身体能力を直接測定し、パワー発揮や効率的な走りを可能にできるアスリートの肉体や技術を明らかにすることを目指しています。選手のパフォーマンスをリアルタイムにフィードバックできるシステム開発は、ヒトの運動能力の可能性と限界を調査するアスリートのサポート研究の拠点形成において必要不可欠になります。関西国際空港との利便性を活かし、世界中の選手の測定とデータの即時フィードバックは、トップアスリートのさらなる競技力向上のトレーニングツールとして活用されるだけでなく、運動能力を高める道具開発を産学連携して研究しています。

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スポーツ科学