研究内容を 大まかにまとめると

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超高齢化社会である日本では、介護は重要な社会課題の一つです。特に認知症の場合は目を離すことができず、介護する側の負担はかなり大きいものになります。そうした現状に貢献したいという思いから、この研究室では高齢者生活支援ロボットを研究しています。その一つとして取り組んでいるのが、人を見つけると一定の距離を保ちながらその人物についていって見守るロボット「SITTER(付き添い人という英語と湘南工科大学のSITから)」です。画像認識技術により人の動きを検知するだけでなく、周辺の状況も認識するので、障害物などを避けて動くことができます。

ロボットは、機械・電気・情報・デザイン・材料など、さまざまな要素技術を結集したシステムです。核となる自律移動技術では、3次元での空間認識により障害物を検知して、自ら通るべきルートを算出します。人を認識する機能にはRGB-Dセンサー(ゲーム機で使われているKinectなどの2次元画像と深度情報を得られるセンサー)を使います。センサーにより人を検出し、ロボットがその方向を向いてその人の位置を認識します。

ロボットが人と共存するような時代になってきています。ロボットを人のいる環境内で安全に動かすための研究の一つとして大学案内ロボット「SITTER2」の研究を行っています。SITTER2は音声認識・合成、顔認識・マスク着用認識などの技術開発を行い、さらに人に寄り添ったロボットに進化した大学案内ロボットとして配備したいと考えています。また、メカトロニクス教育のために企画から設計、製作、評価という過程を体験できるような教育教材の研究をしています。その1例として、人が近づくと手を閉じるような動作をする、やわらかいゴム素材でできたヒトデロボットの製作も行っています。

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この研究室があるのは

ロボット工学
2021.05