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プロフェッサー 天理大学
人間学部 宗教学科 深谷 耕治天理教学、天理よろづ相談所「憩の家」事情部/天理教里親の研究 -
ナビゲーター ゼミ生さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
研究内容を もっと詳しく!
「人間を超えた存在」が、人間の言葉に宿すものとは!?
「おさしづ」には、中山みき(教祖)および飯降伊蔵(本席)を通して語られた「神の言葉」が記録されています。情報があふれる世の中であっても、多くの人はまずふれることのない「言葉」でしょう。「理解」を超えたものには、いかにして近づくことができるのでしょうか?
繰り返し読む中で、だんだん身についてくる読み方の“勘どころ”とは!?
「おさしづ」は、録音機材もまだない時代に筆録された口述記です。語られた言葉を「聞く」のではなく「読む」?いや「読んでいる」うちに、その声が「聞こえてくる」?「目」も「耳」も「頭」も総動員して、身体ぜんぶで繰り返し読むうちに、ストンと腑に落ちる瞬間が訪れます。
「神の言葉」を直に受け取った人の当時の心境とは!?
「おさしづ」は、歴史の言葉でもあります。その言葉を最初に受け取った人がどのような人だったのか?その背景や、当時の心境を理解することで「おさしづ」の言葉がよりリアリティを持って迫ってきます。