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プロフェッサー フェリス女学院大学
国際交流学部 国際交流学科 渡邉 弘己統計科学/多変量解析/データサイエンス -
ナビゲーター 3年生 佐藤 紘子さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
研究内容を もっと詳しく!
データ分析、統計学を正しく理解する。
データ分析と聞くと、データに対して何らかの分析方法によって分析をし、分析結果を出すことが大切だと考えている人も多いのではないでしょうか。実際はデータを分析する前の「計画を立てる段階」もデータ分析の結果を左右する非常に大切な段階であり、「どのようにデータを集めるか」や「データ分析結果をどのように解釈するか」もデータ分析をする上での重要なポイントになります。そこで、研究室ではデータ分析をする上で必須の統計学に関する内容はもちろんのこと、実際にデータ分析をする上で大切となる分析の前後にも着目をして研究を進めています。
研究テーマは無限大!各自の興味のあるテーマでデータ分析を実施します。
研究室で扱う内容がデータ分析や統計学であることから、研究テーマに関する制約はありません。何でも良いのでゼミ生が分析したいテーマ(政治、経済、金融、文学、地理、国際、スポーツ、心理、教育、医学、趣味、生活の中の身近な疑問など)に対して分析計画を立て、データを集め、データを加工し、データ分析を実行することで、そのテーマに関する新たな知見を得ることを目標にしています。
高次元データに対する新たな分析方法を提案します。
世の中に存在する多種多様なデータの中には高次元データと呼ばれるデータがあります。これは、データの数よりもデータの項目数の方が大きいデータのことであり、遺伝子のデータなどによく見られます。このようなデータは従来の分析方法(古典的な多変量解析)では分析することが出来ません。そこで高次元データに対しても分析可能な様々な統計解析の手法を提案することが教員のメインの研究テーマです。