研究内容を 大まかにまとめると

研究内容を もっと詳しく!

作品制作に入る前に様々なジャンルの作品に触れます。グレゴリオ聖歌から、現代の音楽まで、またジャズやポップス、そして劇音楽や、映画音楽と広い範囲の音楽を聞き、自分の音楽の作品制作につなげていきます。そのためには各作品の時代背景を調べ、コード進行や、構成、モチーフの操作や、形式、またメロディーと映像との関わりなどを研究していきます。

人間は古代から感情や思想、自然などを音で表現してきました。風や光の中にも音楽があり、人間が何千年も大切にしてきたものです。その思いを持って創作活動に取り組んでいます。それぞれにコンセプトを持ちテーマを展開していき、またお互いのレッスンを見学し、意見交換をし、互いを磨き合っています。作曲に大切な、感性や発想力を磨くために、音楽からだけではなく、様々な風景や、人、そして文学、美術から刺激を受け作品を作り上げていき、その総まとめとして、新曲演奏発表会を企画し実行します。

教育現場において現在音楽の授業が削減されています。そこで少ない授業数の中でどのように音楽の本質を伝えることができるかを研究し、学校現場で使うことのできる作品を制作していきます。その中でも、小学校教育における、音楽づくりの一つとしての、児童劇提案と、小中学校における合唱作品の制作、また歌い継がれてほしい作品の編曲などを行っていきます。

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2023.02