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災害発生時、避難誘導に支援が必要な要介護者が生活する介護福祉事業所では、そこに勤務する介護職員の速やかな避難誘導方法と、限られた環境で避難生活を支援する方法など、高いスキルを身に着けておくことが必要といえる。そのため、実際の現場で求められる支援の方法や知識を検証することを目的として、介護現場の避難訓練に参加し、学生が職員・利用者それぞれを想定して役割を担い、多角的な目線から課題や対応方法を実践的に確認している。さらに、訓練に参加することで、介護福祉職員としての災害時における知識や技術と共に、求めれる備蓄やライフラインが停止した状態での対応方法などについて、検討することにつながっている。

近年、日本で発生している大規模自然災害では、地域の一般住民の避難先として指定避難所の他に地域の介護福祉事業所や福祉避難所もその役割を担っている。そこで、岐阜県で想定されている大規模自然災害に備え、介護福祉事業所の周辺で予測される災害について、周辺地域の情報や行政データなどの収集を通して確認し、それらのデータをもとに独自のハザードマップを作成する。さらに、そこから想定される地域住民の避難者数や避難規模をシュミレーションし、対応方法や備蓄など備えの内容について検討をおこなう。こららの結果を通して、介護福祉事業所として望ましい防災対策について検討することにつなげていく。

地域包括ケアシステムの構築が進められており、今後の介護福祉従事者は介護事業所のみでなく、地域にも視点を置いた支援を実施していくことが求められている。そこで、地域で生活している高齢者への支援として、介護福祉従事者としての役割と可能性について検討をおこなう。特に認知症高齢者および介護者に対する対応が大きな課題となるため、近年、普及が進んでいる「認知症カフェ」に参加し、参加者との交流と共に企画に携わることで、「認知症カフェ」運営の課題や対応方法について検討をおこなう。そこから地域で生活する上での課題や、それに対する介護福祉従事者の役割と可能性について考察を深めることにつなげていく。

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