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日本が直面する最大の問題は、多死少産社会にどう立ち向かうか。多死少産社会とは、簡単に言えば、「支えられる」人が増えて「支える」人が減る。これを、どう解決していくのか。「支えられる」人と「支える」人のバランスが崩れていくことは、今まで私たちが体験したことがない社会です。ではどうすればよいか。「支えられる」人をできるだけ「支える」側になるような取り組みをつくることを考えていきます。

「支えられる」人をできるだけ「支える」側になるような取り組みを続けていけば「支える」側も高齢化することになります。その時、「支える」人を「支える」人たちが必要です。日本の地域を支えていた人たちの高齢化が目立ちます。大学生が、地域社会の現場にたち、共助活動をすることで、日本全体のその支えてになることができると考えます。

4年次にはゼミ生それぞれが卒業研究を仕上げます。自分自身が実際に目にした社会的課題の解決を、今までの学びを通して、解決方法をまとめていきます。柳澤先生の助言をもとに多くの資料やデータを調査し、卒業研究のテーマを互いに発表しつつ提案と修正を繰り返して、社会的課題に自分の考えたことが効果があるかどうかをゼミの仲間と話し合います。「共助」の活動が、新たな需要、雇用、資金循環を生み出すことを目指します。

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2024.04