研究内容を 大まかにまとめると

研究内容を もっと詳しく!

私たちは小さな頃から様々な予防接種を受けてきました。予防接種には注射が使われますが、とにかく”痛い!嫌だな〜”というイメージが強いのではないでしょうか。 現在、痛みの原因となる注射針を使わずに”超音波”や”マイクロニードル(痛みを感じないほど小さくした針)”を使ってワクチンを投与する方法が研究されています。ワクチンを届けることに加えて、特に私たちは、痛みを感じない程度の ”物理的刺激”が皮膚の免疫活性化にどのような影響を及ぼすのかについて明らかにしようと取り組んでいます。ワクチンを無痛で投与でき、さらに効率的に免疫が活性化されれば、近い将来、予防接種のイメージが様変わりするかもしれません。

”てんかん” という病気を聞いたことがありますか?てんかんは、脳にある神経細胞の異常な活動により発作(身体的なけいれん)が起こる病気です。発作を抑えるために注射が使われます。しかし、注射には痛みが伴ったり、医療スタッフでないと注射ができないといったデメリットがあります。そこで私たちは、お薬を使う場所として、”鼻” に着目しました。点鼻薬には痛みがなく、家庭で治療ができます。「脳の病気なのに”鼻”にお薬を使って良いの?」とお思いかもしれません。実は鼻には脳へお薬を届けるルートがあり、より高い効果も期待できます。発作はいつどこで起こるか分かりません。発作を速やかに抑える点鼻薬の開発が急がれます。

生活習慣病としてよく耳にする”高血圧”ですが、お薬による治療では、”飲み”薬がメイン。しかし、お薬を飲み込むことが難しい人にとっては大きなストレスとなり、お薬を途中で止めてしまう原因となります。そこで、私たちは”飲まずに貼る”薬に着目しました。実は、口の粘膜の下にはたくさんの細い血管があります。また、皮膚の一番外側にあるバリアー機能をもった角層が存在しない場所もあり、お薬(化学物質)が速やかに血管へ吸収されることが期待できます。ただし、口の中の柔軟な動きや唾液は、貼り薬にとって難敵です。それらを克服して、必要な時間だけ口の中に貼り付く、違和感のない薄いフィルム状の”貼り薬”の開発を目指します。

つぶやく!