-
プロフェッサー 城西大学
薬学部 薬学科 山ノ井 孝有機合成化学 -
ナビゲーター 6年生 光田 太郎さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
研究内容を もっと詳しく!
有機化学をベースとして,機能性糖鎖誘導体を分子レベルで設計・合成
細胞表層上に存在する糖鎖は,様々な生命現象のシグナルとして機能しています。疾病の診断システムや抗菌・抗ウイルス剤の創製につながる機能性糖鎖誘導体を分子レベルで設計・合成し,その機能評価を行っています。そのため,糖質類を用いた新規立体選択手合成反応(欲しい化合物だけを合成する!)の開発も行っています。さらには,水にも油(有機溶剤)にも溶けない“フルオラス”溶剤を用いた新しい化学にも取り組んでいます。写真は,有機反応によって合成した化合物を分析する高速液体クロマトグラフィー装置(HPLC)です。