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プロフェッサー 中部学院大学
看護リハビリテーション学部 理学療法学科 三川 浩太郎運動生理学、呼吸・心臓リハビリテーション、筋肉に関する研究 -
ナビゲーター 3年生 森 直輝さん・水谷 優花さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
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内部障害の理学療法評価と治療を学び、専門職者としての実践力を身につける
三川研究室は、内部障害(肺や心臓に障害を抱えている方)に関する研究をおこなっています。内部障害の理学療法評価に必要な内部障害の病態および検査・測定の目的・意義・使用器具・具体的な方法に関する基礎知識を習得。そして、理学療法評価から得られた結果の解釈や治療方針を導くプロセス、関連性を学習します。さらに、リハビリテーション現場における治療手技や運動療法の理論的背景についても学習します。評価結果から抽出された問題点に対してどのような理学療法を展開していくかを考えられる実践力を身につけます。
様々な測定装置を使用し内部障害系理学療法の探究
運動生理学・健康増進・高齢者・内部障害系理学療法に関係する先行研究や授業から学生自身が疑問点を発見し、その疑問点を解決するための研究をおこないます。研究計画書を基に、呼吸機能測定装置・呼気代謝測定装置・体組成計・身体活動量計・超音波などの機器を使用し、データ収集を行い、得られた知見をまとめていきます。
JAめぐみの共同研究事業「タオルであしゆび体操」の開発と啓発
高齢者の体力向上プログラムの開発として「タオルであしゆび体操」を企業と共同研究を実践しています。健康寿命の延伸を目指した予防的理学療法の活動で、足指でタオルを手繰り寄せるための専用タオルを製作しました。運動は継続することが大切で、運動の手引書と記録の手帳を作成し体操を続けることを動機づける工夫を発信しています。この体操が地域の高齢者の方の健康を維持向上するために、体操の標準値づくりも課題として継続しているところです。