研究内容を 大まかにまとめると

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医療は、住んでいる地域に関わらず平等に受けられることが理想です。しかし、過疎化や医療体制の縮小などにより、必要な医療を住み慣れた地域で受けられない方もいます。広大な北海道では、救急車を使用しても救急病院まで1時間以上かかることもあります。また、医療体制の縮小により多様な患者さんへの対応も必要になります。例えば、都市部の病院だと救急専門の看護師がいますが、地方の病院では、皮膚科外来の看護師が、救急対応をしており、専門性の違いから様々な困難を抱えていることが予想されます。このような看護師の手助けをするため、他大学の教員や他の病院の専門看護師・認定看護師と研究チームを作り活動しています。

医療過疎地域の救急看護師が抱えている困難や課題は、それぞれの地域や施設によって異なります。その困難や課題をインタビューを通して分析し、解決すべき課題を提示します。課題の解決方法は、研究者と現場の看護師が対話を重ね解決策を一緒に考えます。医療資源や人的資源は施設よって異なるので、その地域や施設を知っている現場の看護師さんの意見を反映させ、主体的に取り組んでもらえるようしています。ゴールは、自ら課題を見出し解決する力をつけてもらうことです。他の施設の取り組みを紹介したり、情報提供をしながら課題解決のサポートをするのが研究チームです。今後も北海道の地域救急医療を支える手助けをしたいと考えています。

私達のゼミでは、救急看護やICUなどの集中治療領域の看護、災害看護の中から、研究テーマを見つけ取り組んでいます。文献を読むだけではなく、専門看護師の資格や臨床経験が豊富な先生とディスカッションすることで、いつも新しい発見や学びがあります。また、学生が楽しく主体的に取り組める環境で学ぶことができます。研究に必要な知識だけではなく、臨床現場の実情を聞き、現場をイメージしながら研究に取り組めることが、私たちのゼミの強みです。先生との距離も近く、何でも言い合える関係がとても学びやすいと感じています。救急医療に憧れて入るゼミ生も多くいますが、テレビではわからない現実の世界をここではリアルに感じられます。

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2024.05