研究内容を 大まかにまとめると

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超高齢社会が到来する日本において、がんを罹患したり、治療による影響を抱えながら生きていく人々が増えていくと予想されます。しかし、現在の提供されている看護では、定義が曖昧なままに対応している部分が見受けられます。私たちの卒業研究ゼミでは、そのようながんを罹患している患者さんやそのご家族への看護という分野において、手術・周術期や急性期、終末期など学生がこれまでの勉強の中や臨地実習で経験した中で抱いた疑問や問題意識から研究テーマを設定し、研究企画書の作成・発表を行っています。

「なった人でなければ分からない」と、がん経験者は良く言います。その経験を少しでも理解し支援するのが、看護師の役目です。この研究室では、がん患者支援のためのイベントに参加したり、支援団体を立ち上げ活動するなど、がん経験者(サバイバー)との交流を通してそれぞれの思いを知り、意味を考え、支援のあり方を模索しています。また近年は、がんになった人に対する先入観により偏見や差別を生む「スティグマ」という問題に看護の視点で焦点を当て、研究に取り組まれています。

がん医療は、診断、治療、療養のプロセスにおいて、生命のみならず社会的な側面も含めあらゆる倫理的問題に直面します。そこで看護師は、一人ひとりのがんサバイバーが意思決定し前に進むための支援をしていかなければなりません。そのためには、日々発展し変化するがん医療に精通するためのリテラシーも求められます。研究室では、対象を全人的にとらえ支援するために看護師に求められるものは何か、がん医療における看護師の専門性について教育や研究を通して検討を重ねています。

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2024.05