研究内容を 大まかにまとめると

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少子高齢化や過疎化は様々な社会問題をもたらします。地方では、⼈⼝減によって⾃宅近くの商店は減少することに加えて、鉄道やバスなどの公共交通機関利便性が悪化し、車がなければ買い物ができない人たちが増えています。このような人たちを買い物難民といいます。どこに、どれだけ買い物難民がいて、どのような解決が考えられるのか?このような社会問題に解決するための方策を学術的な観点から探索します。地理情報システム(GIS)やオープンデータを活用することによって、これまでできなかったことが、低コストで迅速にできるようになります。

少人数の人間が迅速にソフトウェア開発する手法はアジャイル開発といいます。アジャイル開発を実現するためには、現場の担当者や専⾨家が開発グループに直接参画することが重要になっています。いまや、ソフトウェア開発は、プログラミングの専門家だけに必要な技術ではありません。札幌市保健所が採⽤したコロナ感染者の健康観察システム(通称「こびまる」)に使われた技術を利⽤し、現場担当者によるアジャイル開発の⽅法を研究します。

社会問題や経営課題をITの力で解決するためには、様々なモノやコトをコンピュータの中に取り組む必要があります。これをデジタル化といいます。デジタル化は手段で、必要なことはその先にあります。それはDX(デジタルトランスフォーメーション)。DXとは、デジタル化することによりもたらされるビジネスの変⾰のことです。DXを進める上で不可⽋な様々なモノやコトをデジタル化する研究をしています。別のゼミと共同でマイクラサーバを独自に構築し、江別の街並みを作るのも、その一つです。

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2024.03