-
プロフェッサー 札幌国際大学
スポーツ人間学部 スポーツ指導学科 安田 純輝体育科教育学/スポーツ教育学/水泳水中運動科学 -
ナビゲーター 4年生 平緒 彩葉さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
研究内容を もっと詳しく!
「よい」体育授業やスポーツ指導の条件について探究する
皆さんがこれまでに経験してきた楽しかった授業や多くの学びが得られた授業、深く印象に残っている授業とはどのようなものでしたか?「よい」とされる体育授業やスポーツ指導には、一体どのような共通点があるのでしょうか? 体育授業やスポーツ指導が成功裡に終わる背景には、エビデンスに基づいた中で教師や指導者の緻密で繊細でユーモアに溢れた授業計画や指導計画が存在します。この研究室では、「よい」体育授業やスポーツ指導が展開されるための条件について探求・検証して、それを教師や指導者の立場で自らが実践できるようにしていきます。
児童生徒の「わからない」を「わかる」/「できない」を「できる」に導く
「わからなかった」が「わかった」になる瞬間、「できなかった」が「できた」になる瞬間に立ち会える喜びは、教師や指導者の冥利に尽きるものです! 挑戦と試行錯誤の末に辿り着いた成功体験は、児童生徒にとってかけがえのない瞬間であり更なる挑戦への糧にもなります。児童や生徒の挑戦と試行錯誤を通じた成功体験を生み出す要素として、授業や指導を遂行するための「計画」の立案は必要不可欠です。このような、計画を構成する要素として、「教師」や「児童生徒」といった当事者はもちろんのこと、学習成果を高めるための要素として「教材(内容)」や「教具(道具)」の選定、「学習形態(班やグループ)」の編成などが存在します。
体育やスポーツを通じた心身の健康の保持増進と豊かなスポーツライフの実現を目指して
体育科や保健体育科の究極的な目標は、「心身の健康の保持増進して豊かなスポーツライフを実現」することにあります。また、スポーツ指導では、競技力向上を目的とした取り組みがなされます。但し、両者の前提には、共通して「楽しむこと」が位置づいています。それでは、体育やスポーツを通じた「楽しみ」とは何でしょうか? そして、教師や指導者として児童や生徒に体育やスポーツを享受させる(味わい楽しませる)ことがどのような社会貢献に繋がるのでしょうか? この研究室では、体育科教育やスポーツ教育が、社会貢献や人々の幸福追求の活かされていくためにはどのような改善や施策を講じるべきなのかについて考えていきます。