-
プロフェッサー 城西大学
薬学部 医療栄養学科 小暮 更紗調理学/食品学 -
ナビゲーター 4年生 芦沢 勇飛さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
研究内容を もっと詳しく!
現代に合わせた食事スタイル、「一汁一菜」の提案
私たちの身体や精神は、これまでに食べてきたもので作られています。きちんと料理をし、食べることは、生きることの本質とも言えます。しかし、私たちは日々、時間に追われ料理や食事にかける時間が短くなってきています。一方で日本食は一汁三菜を基本としているため、料理へのストレスを抱えている人は少なくありません。そこで、私たちは日本料理では粗食とされてきた「一汁一菜」に着目しました。栄養量を満たすことができれば、作る品数が少なく、料理へのストレスが軽減へつながると考えました。食事スタイルの一つとして「一汁一菜」の献立作成・提案を行っています。
多国籍料理を取り入れた献立の考案
世界には美味しい料理が星の数ほどあります。年々、日本で暮らす外国人が増えていることから、管理栄養士が多国籍料理を理解することは重要になってきています。そこで、その料理の持ち味を活かしつつ、日本での標準的な栄養量に調整した献立を作成しています。また、多国籍料理を通して、食文化への理解を深めるだけでなく、様々な味に触れることも学びとなっています。
食品の機能性を調べ、食事に活かす
食品中の機能性成分を調査または分析し、どのように食事に取り入れると効率良く摂取できるかを考えます。多くの情報の中から正しい情報を選択する能力や、食の知識を深める目的もあります。