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超高齢社会が到来する日本において、現在の医療体制では、がんや生活習慣病をはじめ、食と関連する様々な疾患や障害を抱えた患者の支援困難な栄養学的問題が出現すると予想されます。また、食品と医薬品の相互作用情報に配慮したメニューというのは現在ほとんどなく、薬を飲んでいる患者さんは食事に不安を持っていることは多いです。そんな患者さんに寄りそい、食品と医薬品の相互作用情報を用いた、安心・安全なメニュー開発をしています。さらに、病気をすると食欲がわかなくなることも多く見られるため、食事の見た目が食欲につながることから、盛りつけや写真の撮り方による食欲への影響も考えます。

城西大学のある坂戸市の隣、越生町の梅農園・山口農園で運営しているシェアキッチン「梅凛caffe」で2~3か月に1回ワンデイカフェ「Smile up cafe」を企画・運営しています。メニュー開発から仕入れ・調理・提供まで全て有志で集まった学生が話し合って決めます。地元農産物を活かしたメニュー開発を通して、地域の食材を知ることや季節に合わせたメニューの考案、カフェメニューの研究なども行っています。

医療栄養学教育推進室は、他の研究室とは独立した特殊な位置付けにあり、医療栄養学科の実習教育全般の一元的な運営を支援・推進しています。

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2024.03