研究内容を 大まかにまとめると

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ソーシャルワークは、社会のひずみによって困難をかかえた人たちをどのように支援すれば良いのかについて、先人たちが試行錯誤しながら創りあげてきた知恵の結晶です。この知恵は、マニュアル化できるものではなく、私たちが支援を実際に行いながら理解を深めていくものです。
授業でも卒業研究でも、またソーシャルワーク実習や精神保健福祉援助実習においても、共通して取り組んでいるのは、自分で考え、問いをたて、その問いの答えを探しつづけることです。私自身も、学生の皆さんと一緒にこうした学びのプロセスを体験することで、日々ソーシャルワークについての理解を深めています。

知的障害のある人たちと一緒に研究活動を行うインクルーシブリサーチに取り組んでいます。日本では多くの知的障害者が、高校を卒業するとすぐに企業や福祉事業所で働いており、高等教育を受けたりアカデミックな研究に触れたりする機会がほとんどありません。インクルーシブリサーチは、そのような人たちが研究をとおして社会に参加していく新しいチャレンジです。

インクルーシブリサーチは、日本ではまだほとんど行われていません。そこで、知的障害のある人たちと実際にリサーチの実践をしながら、国内外の人たちとネットワークづくりをしています。当事者の人と一緒に研究発表をするほか、インクルーシブリサーチの先進地であるイギリスの研究チームとも交流をすることで、同じような問題意識をもつ人たちと出会い、情報交換しながら、障害のある人が排除されない社会の実現を目指しています。

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2022.03