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プロフェッサー 中部学院大学短期大学部
幼児教育学科 小椋 優作発育発達学/子ども発達学 -
ナビゲーター 2年生 能登 亜子さん ※学年は取材当時
研究内容を 大まかにまとめると
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子どもの成長を客観的な指標でみる
子どもの成長について、保護者や保育者は、主観で感じる場面が多いと思います。しかし、それだけでは発育・発達が著しい幼児期において、健全な成長をしているかどうか見落としが起こってしまう場合もあります。だからこそ、客観的指標で子どもの成長をみることも必要となってきます。その1つとして、体力・運動能力測定やアンケートを行うことで、子どもの身体の発達や生活習慣を客観的にみることができます。客観的にみることで、明確にその子の成長を判断することができ、その後の保育の取り組みやプログラムの改善に役立つことができます。
様々な観点(子どもの姿、体力結果など)から、次の手立てを考える
実際の子どもの姿や、個々の体力結果、アンケート結果といった様々な観点から子どもの成長を探ることで、子どもの現状を把握することができます。そして、その現状から、さらに健やかな発達と成長をサポートするために、どのような手立てがあるか考えることが重要となってきます。私たちのゼミナールでは、どのような実践を提供することができるか、仲間と協力しながら考えることも大切にしています。
実践することで保育技術の向上も目指す
調査、考察を経て、最後は実践を行っていきます。実践をすることで、子どもの成長をサポートするだけでなく、私たちの保育技術の向上にも非常に役立っています。最初はなかなか上手くいかないことも、何回も実践することで、子どもの盛り上がるところや、どのような活動が子どもたちに影響を及ぼすのか分かるようになってきます。知識だけでなく、実践力も身につけることができるゼミナールで、とても充実しています。